中古ドメインは上位表示に使えるのか

SEO対策に興味がある人であれば、耳にしたことがあるであろう「中古ドメイン」という言葉。

 

通常、ドメインは新規に取得した場合、当然ながらサイトの評価はゼロからのスタートのため、検索エンジンに評価され、順位が付くまでには時間がかかります。

 

その点、中古ドメインは、もともと検索エンジンに評価されていたものであれば、超巨大なgoogleのサーバーにデータがインデックスされて、巨大な書物が保管されているように、過去の情報が元になっているため、順位が付くのが早い(可能性)があるメリットがあります。

 

結論からいうと、中古ドメインは、インデックスが早くなるというメリットはあります。しかし、これによって上位表示が可能かというのは、少々無理があるとお伝えさせて頂きます。
もちろん上位表示は可能なのですし、私自身も中古ドメインはいくつか所持しています。しかし、超当たり中古ドメインを手にしない限り、新規ドメイン取得の方が確実性は高いというのが結論です。

 

それでは、詳細を解説させて頂きます。

 

中古ドメインを選定する上でのポイント

 

以下の数値基準を満たすドメインであれば、当たりの可能性があります。

 

CF/TF・・・近い数値で20前後のものがあればお勧め。
このCF(サイテーションフロー)とTF(トラストフロー)は、マジェスティックというサイトに登録すれば調べることが可能。

 

パワーランク・・・現状最も信用できる数値。
「パワーランクチェックで検索すると、1日1回〜2回限定で調べることができるため、お目当ての中古ドメインがあれば、念のためこのツールで調べてみることをお勧めします。中古ドメインであれば、最低でも30以上の数値は欲しいところです。

 

 

中古ドメインの落とし穴

 

上記で中古ドメインの選定のコツをお伝えしましたが、どんなに評価が良くても、「リセット」されている可能性があるという落とし穴があります。
これはどういうことかというと、中古ドメインというのは基本的に取得すると、以下のいずれかの使い方をされるケースがほとんどなのですが、その運用の特性上、数値では見抜けない「Googleからの評価リセット」が発動しているケースが存在するのです。

 

  1. 中古ドメインをそのまま使って新規サイトを立ち上げる
  2. 中古ドメインに301リダイレクトをかけて、目当てのドメインに評価を移す
  3. 既存サイトに301リダイレクトをかけて、中古ドメインを運用する

 

一つずつ解説していきます。

 

1.中古ドメインをそのまま使って新規サイトを立ち上げるケース

 

まずこのケースが最も安全な中古ドメインの使い方です。

 

もし仮に数値的な評価も高く、リセットがされていないドメインであれば、早い段階で難易度高めのキーワードでも順位に食い込んでくる可能性があります。こればかりは、買って試してみないと分からないため、どうしても当たり外れは起きる可能性があるという前提で、複数購入してからトライされることをお勧めします。どんなに目利きの選定業者さんでも、サイトを立ち上げてみなければ、検索エンジンの順位の付き方は分からないというのが結論です。

 

(過去何度も使いまわされているドメインは、サイトが変わった時点で評価がリセットされてしまっている可能性がありますので、これも運としか言いようがありません)

 

2.中古ドメインに301リダイレクトをかけて、目当てのドメインに評価を移す

 

この使い方ですが、もちろん私も試したことがあり、効果は感じたこともあります。これを行うメリットは、自分の好きなドメイン文字列のサイトを育てることが可能という点です。しかしながら、2020年頃現在は、この方法でうまく評価が移る事例が少なくなってきたように思います。もちろんこの手法も、すでにドメインの評価がリセットされていれば、効果はありませんし、時間が経つにつれ、サイトの中身が空っぽに等しい、取得したばかりの中古ドメインから301リダイレクトをかけても、コンテンツ価値の低いサイトからの転送という評価になりかねないリスクもあります。

 

また、同じようにこの処理を行い、価値がなくなった中古ドメインが市場に出回っているリスクもあります。
このような使い方をされた中古ドメインは、先ほどお伝えした、CFやTFといった値やパワーランク、他にもMOZランクなどは、当然ながらリセットされていないため、Googleだけが、リセット情報を知っている状態となり、目利きできないという現状になります。

 

3.既存サイトに301リダイレクトをかけて、中古ドメインを運用する

 

この方法も、あまり通用しなくなってきているように思います。これは以前は効果を感じていたのですが、既存サイトから301リダイレクトをした時点で、記事の評価だけが、中古ドメインに移り、被リンクによる評価は、中古ドメインの強さを反映してもらえると最高なのですが、どうやら、301リダイレクトによる転送は、単純なそのような計算式では成り立たないような、順位付けがされているように思います。

 

結果としてお勧めの方法は、1の取得した中古ドメインを使って、新規にコンテンツを投入する方法で、もちろん効果はありますが、複数ドメイン購入する必要があると認識しておいた方が良さそうです。

 

中古ドメインを選別する方法

 

中古ドメインを選定する方法は、取得後に、コンテンツを投入し、サーチコンソールに申請し、検索エンジンの順位がどのようにつくのか、1週間前後見守るという方法です。
サーチコンソールに登録する理由は、ペナルティ評価を受けていないか確認するためで、コンテンツを投入する理由は、いきなりコンテンツが空の状態で、サーチコンソールに申請すると、同じような複数のドメインを試そうとする場合、ペナルティを受けてしまう可能性があるからです。最低でも1000文字以上のトップページのサイトで試してみたいところです。

 

まとめ

 

中古ドメインは、潤沢に資金を使えるときは、当たりを探す意味で試す価値はあるかもしれません。しかし、それよりは、新規でドメインを取得し、価値あるコンテンツと、価値あるリンクを獲得していく方が、中古ドメインの当たり外れに左右されないため、上位表示する確率は確実に高いと言えます。(もちろん今でも効果はあります)

 

そして何より、目的は上位表示されるサイトのため、その観点でいえば、相当な当たりドメインでない限り、中古ドメインが最終的に1位を獲得する上での決め手になるとは限りません。
そのため、中古ドメイン探しに時間をかけるよりは、コンテンツ作りに注力することが得策と言えます。